面接当日の流れ

いよいよ面接当日です。事前準備はしっかりできましたか?

面接当日の流れを順を追ってシミュレーションしていきましょう。

会場に入る

約束の時間の5～10分前には会場に入るようにします。ただし、早すぎるのもだめです。5～10分前を目安にしましょう。

会場に入ったら、受付で自分の名前と用件をはっきりと伝えて、採用担当者に取り次いでもらいます。

会場に椅子があり、椅子に座って待つように勧められた場合は､着席して待っていてください。「座るのが申し訳ない」と思う方がときおりいらっしゃいますが、実は座っていないほうが不自然です。

このとき、椅子には浅めに腰かけ、採用担当者が見えたらすぐに立って候拶をします。

複数人の面接がある場合などは、控え室に通されることが多いです。その時は、自分の名前が呼ばれるまで控室で待ちます。

控室に椅子がある場合は、さきほど同様、座って待ちます。そして、名前を呼ばれたら、すぐにはっきりと返事をして立ち上がります。

面接室に入るときは、ノックを３回します。

通常は面接官が｢どうぞ｣と声をかけてきますから、｢失礼します｣と断って静かに入室します。

ドアを静かに閉めてから採用担当者に近づき､軽く会釈をしてから自分の名前を名乗ります。

椅子が用意されていると思いますが、ここでは｢お座りください｣と声をかけられるまで座わらず、椅子の横に立って待ちます。

椅子を勧められたら、｢失礼いたします｣と断ってから静かに着席します。

このあたりは面接官にとっても「流れ」ですので、通常はこのような感じで進んでいきます。

いよいよ面接です。ここで一番大切なのは自信を持つこと。ここまで来たら「当たって砕けろ」くらいの気持ちで、「適度な緊張と適度なリラックス」「真剣、誠実、素直」を忘れずに!!

質問されたら、採用担当者の目をしっかりと見つめ、自信を持って回答しましょう。複数の採用担当者がいる場合は、すべての採用担当者に視線を配りながら、元気な声で答えます。

不必要に大声を出したり、無理に笑ったりする必要はありません。事前準備で行ってきたことを出し切れば大丈夫!!

面接が終わったら、椅子から立ち上がり｢ありがとうございました｣とお礼を述べて会釈をします。

ドアの手前で振り返って再度会釈をし、「失礼いたします｣と断ってから静かに退室します。

受付の前を通る場合は｢ありがとうございました｣とお礼を述べて会釈をしましょう。最後まで「印象のいい人」というイメージを保つことが大切です。

また、会場を出てからも後ろから誰かに見られているつもりで、気を抜かないようにしましょう。

「家に帰るまでが面接」とまでは言いませんが、会場の周りに関係者がいるかも知れません。不用意な行動や言動は控えるようにしましょう。

以上が面接当日の流れです。

「この会社に入りたい」という熱意と自信をもって面接に挑む。これがいちばん大切なことです。